pack2011にアップグレードしよう!
2-5-4 アップグレード
さて、いよいよアップグレードです。
ブラウザで、ローカル環境に再現した実サイトを表示してください。今回の場合、URLは、http://localhost/xcl218でしたね。
アップグレードは、管理者としてログインして作業を進めます。
もし、ログインできない場合は、データベースの修正作業などが必要となることがあるようです。(管理者のunameがマルチバイトになっている場合など) その場合、下記 xugj の記事が参考になるかもしれません。
http://www.xugj.org/modules/d3forum/index.php?topic_id=1187#post_id6651
ブラウザで、ローカル環境に再現した実サイトを表示してください。今回の場合、URLは、http://localhost/xcl218でしたね。
アップグレードは、管理者としてログインして作業を進めます。
もし、ログインできない場合は、データベースの修正作業などが必要となることがあるようです。(管理者のunameがマルチバイトになっている場合など) その場合、下記 xugj の記事が参考になるかもしれません。
http://www.xugj.org/modules/d3forum/index.php?topic_id=1187#post_id6651
文字コードがEUC_JPで運用されていて、管理者のunameもマルチバイト文字だった場合、サイトクローズしてファイル群をアップして、「preload/upgrade22.class.php」をセットして、いざ管理者でログイン! と思ってもログインできず。
解決策としては、一時的にデータベース内の「users」テーブルの、当該管理者のunameをシングルバイトに変更して、 更に「session」テーブル内のデータも一旦消去することで、無事にログイン
解決策としては、一時的にデータベース内の「users」テーブルの、当該管理者のunameをシングルバイトに変更して、 更に「session」テーブル内のデータも一旦消去することで、無事にログイン
管理者としてログインすると、いきなりモジュールの追加を促す画面が表示されます。
1 導入推奨モジュールのインストール
ここでは、pack2011から追加されたモジュールをインストールします。
pack2011では、protectorのようなこれまで「インストールした方が良い」と言われながら導入に一手間を要したモジュールについて、ワンクリックで追加導入できるように改良されています。
チェックが付いていないモジュールについても、ここでチェックを入れることによりインストールが可能ですが、これまでどおり後から管理画面でインストールすることができますので、ここでは既にチェックの付いたものをインストールしておくことにしましょう。
では、「インストール」をクリックしてください。
1分も経たないうちにインストールが完了し、サイトが表示されるでしょう。
はい。アップグレードが完了しました。
pack2011では、protectorのようなこれまで「インストールした方が良い」と言われながら導入に一手間を要したモジュールについて、ワンクリックで追加導入できるように改良されています。
チェックが付いていないモジュールについても、ここでチェックを入れることによりインストールが可能ですが、これまでどおり後から管理画面でインストールすることができますので、ここでは既にチェックの付いたものをインストールしておくことにしましょう。
では、「インストール」をクリックしてください。
1分も経たないうちにインストールが完了し、サイトが表示されるでしょう。
はい。アップグレードが完了しました。
2 アップグレード用プリロードファイルの削除
次の作業に移る前に、プリロード upgrade22.class.php を削除しておくことをお忘れなく
3 モジュールのアップデート
pack2011(XCL2.2)にアップグレードすると、システム系のいくつかのモジュールも更新されますし、既存のモジュールについても機能アップされたものがパックされていたりしますので、それらについて、アップデートを行う必要があります。
それらについては、管理画面の「互換モジュール」「モジュールの管理」を確認すると、アップデートの指示の出ているので直ぐに分かります。
ここでは、「互換モジュール」「ユーザーモジュール」「互換レンダーシステム」「標準キャッシュモジュール」にアップデートの指示が出ていますね。
右側にある緑色の をクリックして、アップデートしてください。
モジュールアップデートの確認画面になったら、「アップデート」ボタンを押してください。
アップデートは直ぐに終わります。
ちょっと面倒ですが、他のモジュールもアップデートしなきゃいけないので、またモジュールの管理画面に戻って、他のモジュールも実施しましょう。できれば、全てのモジュールをアップデートしておいた方が無難かもしれません。
沢山あると面倒ですけど、ここは確実に行ってくださいね。
それらについては、管理画面の「互換モジュール」「モジュールの管理」を確認すると、アップデートの指示の出ているので直ぐに分かります。
ここでは、「互換モジュール」「ユーザーモジュール」「互換レンダーシステム」「標準キャッシュモジュール」にアップデートの指示が出ていますね。
右側にある緑色の をクリックして、アップデートしてください。
モジュールアップデートの確認画面になったら、「アップデート」ボタンを押してください。
アップデートは直ぐに終わります。
ちょっと面倒ですが、他のモジュールもアップデートしなきゃいけないので、またモジュールの管理画面に戻って、他のモジュールも実施しましょう。できれば、全てのモジュールをアップデートしておいた方が無難かもしれません。
沢山あると面倒ですけど、ここは確実に行ってくださいね。
4 ホダ塾を利用していた場合
ホダ塾の場合、専用の管理画面用テーマ(テンプレート)を利用していたため、pack2011(XCL2.2)の機能を利用できない部分があるようです。そこで、ホダ塾用の管理画面用テーマを削除して、念のためキャッシュクリアしてください。作業は次の2ステップです。
1. html側のthmesフォルダにadminフォルダがあれば、フォルダごと全削除する。
2. Altsys の「テンプレートの高度な操作」にて、コンパイル済テンプレートキャッシュを削除
なお、pack2011では作業の必要がないと思いますが、もしpack2011ではない オリジナルのXCL2.2をお使いの場合は、さらに次のとおりSetupAltsysLangMgr.class.phpの修正が必要となるので、留意してください。
この1行を、html/preload/SetupAltsysLangMgr.class.php の function loadGlobalMessageCatalog() に以下のように追加してください。
1. html側のthmesフォルダにadminフォルダがあれば、フォルダごと全削除する。
2. Altsys の「テンプレートの高度な操作」にて、コンパイル済テンプレートキャッシュを削除
なお、pack2011では作業の必要がないと思いますが、もしpack2011ではない オリジナルのXCL2.2をお使いの場合は、さらに次のとおりSetupAltsysLangMgr.class.phpの修正が必要となるので、留意してください。
$this->_loadLanguage('legacy', 'setting');
この1行を、html/preload/SetupAltsysLangMgr.class.php の function loadGlobalMessageCatalog() に以下のように追加してください。
function loadGlobalMessageCatalog()<br />
{<br />
/* if (!$this->_loadFile(XOOPS_ROOT_PATH . "/modules/legacy/language/" . $this->mLanguageName . "/global.php")) {<br />
$this->_loadFile(XOOPS_ROOT_PATH . "/modules/legacy/language/english/global.php");<br />
} */<br />
$this->_loadLanguage( 'legacy' , 'global' ) ;<br />
$this->_loadLanguage( 'legacy' , 'setting' ) ;<br />
<br />
//<br />
// Now, if XOOPS_USE_MULTIBYTES isn't defined, set zero to it.<br />
//<br />
if (!defined("XOOPS_USE_MULTIBYTES")) {<br />
define("XOOPS_USE_MULTIBYTES", 0);<br />
}<br />
}<br />
- 1XCL2.18(EUC)をpack2011(XCL2.2 UTF-8)にアップグレードしてみよう!
- 21 アップグレード作業に必要な(あった方が良い)環境・ソフトとサーバ要件
- 32 アップグレードの手順
- 42-1 サイトのアップグレード方針を決める
- 52-2 アップグレードしたいサイト(実サイトのXOOPS)のバックアップ
- 62-3 バックアップしたSQLデータをUTF-8に変換
- 72-4 バックアップしたデータを使って、ローカル環境にて実サイトを再現
- 82-4-1 ローカル環境を用意しよう!
- 92-4-2 ローカル環境を立ち上げ、phpMyAdminでデータベースを作成しよう
- 102-4-3 エクスポート(バックアップ)したSQLファイル(データ)をインポートしよう!
- 112-4-4 実サイトのバックアップファイルをローカル環境にコピーしよう
- 122-4-5 mainfile.phpの書き替え作業
- 132-4-6 実サイトが再現される
- 142-4-7 文字化けしている場合の対処方法
- 152-5 ローカル環境で再現した実サイトをアップグレードする
- 162-5-1 pack2011のダウンロードと解凍、XAMPPに再現したサイトへの上書き
- 172-5-2 必要ファイルの移動とmainfile.phpの確認・編集
- 182-5-3 ファイルとフォルダの削除
- 19
- 202-6 ローカル環境で、アップグレード後の動作検証を行う
- 212-6-1 管理画面が文字化け? (言語定数の設定変更)
- 222-6-2 繰り返し確認しましょう(トラブルシューティング)
- 232-7 実サイトのアップグレード作業
- 242-7-1 バックアップ
- 252-7-2 実サイトをアップグレードする
- 262-8 やっておくべき作業
- 272-9 もし、上手く行かなかったら・・・
- 282-10 上手くアップグレードできたら、いざ公開!