今日からあなたもテーマ職人
テーマ作成前に用意するもの
テーマ作成するには、次のような環境とツールが必要です。
1 ローカル環境
2 UTF-8に対応したテキストエディタまたはWebオーサリングツール
3 確認用ブラウザ
あれば便利なのが、文字列の全文検索ソフト(私の場合、Windows版ですが、Devasというソフトウェアを使っています。)
XOOPSはPHPにより構成されたWEBアプリケーションであり、最終的にブラウザで表示される各ページは、MySQLに保存されたデータをテーマファイルやテンプレートに記述された内容に従って画面出力されるものですので、テーマ編集をしてその結果を確認するには、XOOPSを動かすための環境が必要となります。それは、インターネット上のサイトではなくローカル環境が推奨されます。
作成したテーマを実サイトに上げて確認、そしてまたローカルで編集、FTPで送り込むなんてのは、現実的じゃありません。テーマへの記述方法が間違っていたりして(セキュリティ的に)危険な場合も出てきます。
ローカル環境でXOOPSを動かせば、セキュリティ的な心配もなく、自分のパソコン内のテーマフォルダ内にあるテーマを直接弄って、直ぐに結果を見ることができます。
ローカル環境として利用できるのは、現状
• XAMPP for Windows / Apache+MySQL+PHPの仮想環境をローカルに作ります。
•MAMP / Mac向けのXAMPPです。
•WAMP / Apache+MySQL+PHPの仮想環境をローカルに作ります。
•Bitnami
•WebMatrix(日本語対応)
などがありますが、いずれもXOOPSを新規インストールして、ダミーデータを入れてなどなど、結構な手間がかかります。(まあ、インストールするのも勉強にはなりますけど・・・)
そこで、お薦めは、筆者自身も使っているWARP。
・・・と、これまでWARPをおすすめしてきましたが、今(2012年)のおすすめは筆者がXAMPPに XOOPX X (ten) を組み合わせて構築した 「どこでもXOOPS」 が 一押し!です。
Windows限定の環境ではありますが、自分のパソコンにダウンロードして解凍、バッチファイルをダブルクリックするだけでWebサーバやPHP、MySQLなどが使えるローカル環境の出来上がり。各種モジュールやサンプルデータも入ったXCL2.2が直ぐに利用することができますよ。(WARPについては、当サイトに利用方法の説明もありますので、合わせてご覧ください。)
UTF-8に対応したテキストエディタですが、筆者は秀丸を使っています。
もちろん、Dreamweaverなどのオーサリングツールでも結構ですし、Terapadなどの無料のエディタでも結構です。
ただし、一般的に利用されるホームページ作成用ソフトは使わない方が無難です。なぜなら、そのようなソフトの場合、不必要な情報を付加してしまったり、必要のない箇所を勝手に書き替えてしまったりすることがあるからです。
確認用ブラウザですが、あらゆる環境で破綻のない綺麗な表示をさせるようなテーマを作成する場合には、世間で利用されている各種ブラウザを用意して閲覧しなくてはならない場合もあります。 でも、これからテーマ作成や改造を初めてみようとする方の場合は、現在お使いのブラウザがあれば、とりあえずは大丈夫でしょう。
さて、準備はできましたか?
では、まずはテーマ作成の一番簡単な方法から、ご紹介しましょう。
難しく考える必要はありません。ほんの少しの時間でできるんです。