pack2011にアップグレードしよう!
XCL2.18(EUC)をpack2011(XCL2.2 UTF-8)にアップグレードしてみよう!
古くからあるXOOPS2.0系(XOOPS2.0.16aJPなど)やホダ塾以外のXOOPS Cube Legacy(XCL)2.18などは、データベースの文字セットやMySQLの照合手順がEUCとなっていました。
でも、2011年現在最新のXCL2.2や新しいディストリビューションpack2011などは、UTF-8を利用するようになっていますので、既存のサイトをアップグレードする際には、データベースの変換作業等が必要となります。
ここでは、EUCで構築された XCL2.18 をできるだけ簡単かつ安全にアップグレードできるように、そのポイントをご説明したいと思います。(いえ、どちらかといえば「安全第一」で、できれば簡単に・・・というスタンスかな?)
もしお使いのXOOPSのバージョンがXCL2.18であってUTF-8の場合は、文字コード変換部分は飛ばしてお読みいただければと思います。(ホダ塾をご利用の場合は、追加作業がありますが、このマニュアルをお読みいただければ大丈夫だと思いますよ。)
また、XOOPS2.0系からアップグレードされる場合は、まずはXOOPS2.0からXCLへのアップグレードに関する注意事項を確認のうえ、作業を進めていただければと思います。
なお、XCL2.1からXCL2.2へアップグレードする方法については、こちらにも詳しく書かれていますので参考にしてください。
いずれにしても、私自身、かなり以前からUTF-8環境にしていたので、EUCからのアップグレードなどは昔の話で・・・ここでは、私も勉強しながらマニュアルを作成することにします。
なお、ここでご説明するのは、あくまでも筆者がローカル環境で試した方法であり、あなたが実際に作業される際には違う状況が出現するかもしれません。また、ここに記載されている方法を参考に作業されて、何らかの障害が生じたとしても、筆者は責任を負えませんのでご了承ください。あくまでも、自己責任での作業となりますのでご承知おき願います。
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- 21 アップグレード作業に必要な(あった方が良い)環境・ソフトとサーバ要件
- 32 アップグレードの手順
- 42-1 サイトのアップグレード方針を決める
- 52-2 アップグレードしたいサイト(実サイトのXOOPS)のバックアップ
- 62-3 バックアップしたSQLデータをUTF-8に変換
- 72-4 バックアップしたデータを使って、ローカル環境にて実サイトを再現
- 82-4-1 ローカル環境を用意しよう!
- 92-4-2 ローカル環境を立ち上げ、phpMyAdminでデータベースを作成しよう
- 102-4-3 エクスポート(バックアップ)したSQLファイル(データ)をインポートしよう!
- 112-4-4 実サイトのバックアップファイルをローカル環境にコピーしよう
- 122-4-5 mainfile.phpの書き替え作業
- 132-4-6 実サイトが再現される
- 142-4-7 文字化けしている場合の対処方法
- 152-5 ローカル環境で再現した実サイトをアップグレードする
- 162-5-1 pack2011のダウンロードと解凍、XAMPPに再現したサイトへの上書き
- 172-5-2 必要ファイルの移動とmainfile.phpの確認・編集
- 182-5-3 ファイルとフォルダの削除
- 192-5-4 アップグレード
- 202-6 ローカル環境で、アップグレード後の動作検証を行う
- 212-6-1 管理画面が文字化け? (言語定数の設定変更)
- 222-6-2 繰り返し確認しましょう(トラブルシューティング)
- 232-7 実サイトのアップグレード作業
- 242-7-1 バックアップ
- 252-7-2 実サイトをアップグレードする
- 262-8 やっておくべき作業
- 272-9 もし、上手く行かなかったら・・・
- 282-10 上手くアップグレードできたら、いざ公開!