プロWEB制作者向けXOOPS基礎実習
副題:プロWEB制作者向けXOOPS基礎実習
まえがき(のようなもの)
できればデザイナーと言う言葉はあまり使用したくありません。なぜならばウェブ業界も分業化が進んでいて、自分ではHTMLソースを書かずに Photoshopやイラレなどで一枚画像を作り、それをコーダーに「よろしくね」と渡してコーディングさせるだけの人たちも「ウェブデザイナー」と言う 肩書きを使っているからです。これはそのような人ではなく実際にHTMLソースを作るコーディング職人を含めたWEB制作者向けのマニュアルです。今回 XOOPSのバージョンは2.0.13aJPを使用しています。カスタマイズするテーマセットは同梱されている従来のdefaultとともに、時期 Cubeに同梱されると予想されている、現XOOPS Cube公式サイトで使用されているXOOPS Cube defaultも使用しました。
Section2以降の制作例サイト:http://study.hodajuku.org
OSC2006/Spring ホダ塾セッション「XOOPSデザインの自由度と可能性」補完資料。
「スクラッチでテーマを作ろうキャンペーン」PDF>Download
※XOOPSの理解を深める最短の方法は、書籍を読むことです。現在、ビギナー向けの書籍も充実してきましたので、先ず最初に読むことをお勧めします。
ライセンス
このドキュメントはホダ塾が最初の執筆者であり、継承の場合ライセンスも継承する必要があります。
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。
担当者から
あなたがクライアントやウェブ制作会社の上司から「今度の案件XOOPSで行くからよろしくね。」と言われたり、フリーのあなたが制作会社や代理店 から「XOOPSの案件があるんだけどできる?」と聞かれた場合、どうしますか?もしその仕事を請けてしまったら、あなたにXOOPSサイトの構築経験が 無い場合、逃げ出したくなるような状況になるでしょう。締め切りだけはどんどん近づいてきます。そんな時のために、最低限の知識を与え、これを読めば取り あえずDreamweaverを前に作業が始められるというマニュアルです。
注意:HTML及びCSSに習熟している事。特にHTMLやCSSに ついての個別の解説は致しません。当然知っているものとして話を進めていきます。また、モジュールの機能に関するカスタマイズについてまでは言及しませ ん。あくまで基礎デザインについての解説ですのでそれ以上については公式フォーラムなどを参照して下さい。
INDEX
Section1:作業開始前に知っておくべき事 (基礎知識編)
Section2:デザインコンシャスな商用サイトを作る(実践編-1:下準備)
Section3:デザインコンシャスな商用サイトを作る(実践編-2:テーマセット)
Section4:デザインコンシャスな商用サイトを作る(実践編-3:テンプレート)
- 新しいテンプレートを適用させるには
- ブロックテンプレートを編集する
- コンテンツのテンプレートを編集する
- テンプレートが無いモジュールでの修正
- XOOPS2.0系列デザインのファイナルウェポン!tpls admin
この一連のドキュメントは、ホダ塾のサイトに掲載されていたものを転載したものです。
2011年12月末をもって同サイトが閉鎖されることとなりましたが、掲載されていた貴重な資料が消えてしまうのは余りに惜しく、ホダ塾関係者様より許可を得て当サイトに掲載させていただきました。
なお、本記事は現在でもとても参考となる内容となっていますが、掲載時に使用されていたXOOPSのバージョン 2.0.13aJP は現状セキュリティ的に問題もありますので、2011年11月現在最新の Xoops Cube Legacy 2.2 (XCL2.2)をお使いになることをお奨めします。(もし何らかの理由で2.0系を使い続ける必要がある場合は、最終版の 2.0.16aJP にバージョンアップされることを強くお奨めします。2.0系を使い続ける理由がない場合は、最新の XCL2.2 にバージョンアップされた方が良いでしょう。)(2011.11.15 追記: marine)