今日からあなたもテーマ職人
はじめに
まず最初に、この記事では特別な表記が必要な場合を除いて、XoopsCubeLegacy2.2 のことをXOOPSと略して説明することにします。
XOOPSのテーマについて
XOOPSの面白さのひとつに、「テーマ切替」機能を使うことにより、瞬時にデザインの変更ができるということがあります。
もちろん、他のCMSやWorpress 、MovableType などのブログシステムでもテーマ切替は出来ますが、それはあくまでも管理者側が切り替えて見栄えを変えることができるというもので、XOOPSのように利用者側が自由に選択できるという機能を付加しているものはほとんど無いようです。当然、これはXOOPSの設定にて、利用者側にテーマ選択機能を利用可能としている場合に限りますが。
さらに、XOOPSの場合、WorpressやMovableTypeと比べて、テーマ作成が簡単という点にも、XOOPSの優位性があると思います。
WodpressのテーマはXOOPSと比較的似た作り方ができますが、色々なポイントでPHPの記述を書き加えたり、ウィジェットを追加するための工夫をしたりと、結構面倒な気がします。MovableTypeの場合は、結構難解で一言で言い表すことができません(筆者の技術がないだけかもしれません)が、直感的に作るのが難しいように思います。
テーマにできること、できないこと
これについては、XUGJ(XoopsUsersGroupJapan)のCustomizeManual/テーマ改造で出来ること・出来ないことを見ていただくと、概略をつかんでいただけると思います。
その内容をとりまとめると
テーマを切り替えると、好きな表示デザインにすることが出来る。
テーマ下テンプレート機能とCSSを用いると、各モジュール画面でも好きなデザインにできる
ただし、テンプレートを持たないモジュールの場合は、モジュールの改造をしないとデザイン変更は難しい。
ということで、古いモジュール以外、つまりXCL2.2 pack2011 などのディストリビューションに入っているようなモジュールを使うなら、テーマにより好みのデザインで表示することができるということです。