pack2011にアップグレードしよう!
2-1 サイトのアップグレード方針を決める
実サイトをアップグレードする場合、簡単に分類すれば、元のURLのまま上書きしてアップグレードする方法とサブディレクトリを作成してそこにサイトを構築していく方法が考えられると思います。(もちろん、違うサーバを使うとか、違うドメインとかも考えられますが、それは置いといて・・・)
2-1-1 サブディレクトリで、既存の実サイトを再現する
ローカル環境でアップグレードした実サイトのクローンのファイルやデータを利用して、サーバのサブディレクトリにアップロード、ローカル環境の実サイトクローンのSQLをエクスポートして、サーバで別途作成したデータベースにインポートすればそれで出来上がり。かなり安全な方法です。
ただし、これまでのURLとは異なりますので、記事内のリンクの書き替えとか・・・別の意味で面倒な作業が生じることが予想されます。
ただし、これまでのURLとは異なりますので、記事内のリンクの書き替えとか・・・別の意味で面倒な作業が生じることが予想されます。
2-1-2 実サイトへの上書きアップグレード
サイトを今までどおりに使いたいなら、やはり既存の実サイトに対するアップグレードを行うことになるでしょう。
今回、ご紹介する方法は、ローカル環境で実サイトを再現してクローンを作り、それに対するアップグレードを行う方法。もしトラブルが発生してもそれを解消し、手元で確実に動作するpack2011(XCL2.2)を実現してから、実際のサイトへのアップグレードを行うというものですから、いきなりアップグレードを行うよりもかなり安全な方法と言えますね。
今回、ご紹介する方法は、ローカル環境で実サイトを再現してクローンを作り、それに対するアップグレードを行う方法。もしトラブルが発生してもそれを解消し、手元で確実に動作するpack2011(XCL2.2)を実現してから、実際のサイトへのアップグレードを行うというものですから、いきなりアップグレードを行うよりもかなり安全な方法と言えますね。
2-1-3 より慎重を期すなら
慎重を期すなら、最初、サブディレクトリにて今の実サイトと同じ内容で構築して、上手く動くのを確認してから、上書きにてアップグレードするという方法も考えられます。
サーバで複数のデータベースを使えるなら、その方が安心できるかもしれませんし、なによりお気軽にお試しできますしね。(利用できるデータベースがひとつの場合でも、元からあるデータと違うprefixにして利用するという方法もありますけど・・・)
もっと慎重を期すなら、サブディレクトリにてpack2011を素の状態でインストールして、ちゃんと動くのを検証してから、次の作業に移る。実は、これが一番良い方法に思えます。
サーバで複数のデータベースを使えるなら、その方が安心できるかもしれませんし、なによりお気軽にお試しできますしね。(利用できるデータベースがひとつの場合でも、元からあるデータと違うprefixにして利用するという方法もありますけど・・・)
もっと慎重を期すなら、サブディレクトリにてpack2011を素の状態でインストールして、ちゃんと動くのを検証してから、次の作業に移る。実は、これが一番良い方法に思えます。
2-1-4 その他、考えておくべきこと
その他にも今回を契機にデータベースをMySQL5に切り替えるとか、PHP5を利用するとか、サーバの設定を変更するとか、色々と考慮しなきゃいけない項目もあると思います。
その辺りはご自身のご希望とサーバの状況によって変わってくると思います。
よく考えてご検討ください。
その辺りはご自身のご希望とサーバの状況によって変わってくると思います。
よく考えてご検討ください。
- 1XCL2.18(EUC)をpack2011(XCL2.2 UTF-8)にアップグレードしてみよう!
- 21 アップグレード作業に必要な(あった方が良い)環境・ソフトとサーバ要件
- 32 アップグレードの手順
- 4
- 52-2 アップグレードしたいサイト(実サイトのXOOPS)のバックアップ
- 62-3 バックアップしたSQLデータをUTF-8に変換
- 72-4 バックアップしたデータを使って、ローカル環境にて実サイトを再現
- 82-4-1 ローカル環境を用意しよう!
- 92-4-2 ローカル環境を立ち上げ、phpMyAdminでデータベースを作成しよう
- 102-4-3 エクスポート(バックアップ)したSQLファイル(データ)をインポートしよう!
- 112-4-4 実サイトのバックアップファイルをローカル環境にコピーしよう
- 122-4-5 mainfile.phpの書き替え作業
- 132-4-6 実サイトが再現される
- 142-4-7 文字化けしている場合の対処方法
- 152-5 ローカル環境で再現した実サイトをアップグレードする
- 162-5-1 pack2011のダウンロードと解凍、XAMPPに再現したサイトへの上書き
- 172-5-2 必要ファイルの移動とmainfile.phpの確認・編集
- 182-5-3 ファイルとフォルダの削除
- 192-5-4 アップグレード
- 202-6 ローカル環境で、アップグレード後の動作検証を行う
- 212-6-1 管理画面が文字化け? (言語定数の設定変更)
- 222-6-2 繰り返し確認しましょう(トラブルシューティング)
- 232-7 実サイトのアップグレード作業
- 242-7-1 バックアップ
- 252-7-2 実サイトをアップグレードする
- 262-8 やっておくべき作業
- 272-9 もし、上手く行かなかったら・・・
- 282-10 上手くアップグレードできたら、いざ公開!