xoops123さあ、いっしょに XOOPS はじめましょう!

xoops123

1: 2013-01-14 (月) 15:40:40 marine ソース
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 +*Altsysでテンプレート編集をしよう [#d37f0774]
 +XOOPSにおける強力なユーティリティーとして、Altsysがあります。今や必須となっているモジュールで、色々な機能を持っており、その中のひとつにテンプレート管理があります。
 +
 +**テンプレート管理 [#x241354c]
 +
 +ここでは、picoのテンプレートを編集することにします。
 +モジュールの名称を「文書箱」という名称にしています。
 +
 +
 +最初は、テンプレートは「オリジナルファイル」とちょっと文字色が黄色で判りにくいけど、「DB-default」の2つがあります。
 +
 +「オリジナルファイル」というのは、文字通りモジュールが持っているファイルベースのテンプレートで、picoのようなd3モジュールの場合は、
 +XOOPS_TRUST_PATH/modules/pico/templates
 +のテンプレート群という訳で、XOOPSでは、テンプレートはファイルのまま利用されるのではなく、キャッシュとして読み込まれてデータベース上で動作する(表現が変かな?)ようになっており、それが「DB-default」ということになります。
 +
 +つまり、一旦、XOOPSが動作を始めると「DB-default」側が利用され、「オリジナルファイル」をローカルで編集してFTPでアップロードしても、「DB-default」に反映されない限り反映されないということですね。
 +
 +もし、反映させたいならキャッシュをクリアするか、反映したい「オリジナルファイル」を「DB-default」にコピーするか、です。でも、正直言って、その方法は非常に非効率かつ面倒ですね。
 +
 +では、どうするのか? といえば・・・
 +Altsysには、テンプレートを編集できる機能があるので、それを使えば良いのです。
 +
 +
 +**カスタマイズ用のテンプレートセットを作る [#ybba4675]
 +
 +でも、「DB-default」を直接編集するのはお薦めできません。
 +テンプレートをカスタマイズするなら、別途、カスタマイズ用のテンプレートを用意して、それを編集するのがお薦めです。
 +
 +ここでは、新しく作成するテンプレートセット名を「custom」とします。
 +
 +
 +テンプレート名欄に「DB-custom」が増えました。
 +さて、「DB-custom」を編集しましょうか~ って、実はこれだけではまだダメなんですよね。実は、もうひと手間がひつようです。
 +
 +「互換レンダーシステム」の「テンプレート管理」に移りましょう。
 +
 +
 +テンプレート管理ページを見ると、「テンプレートセット一覧」が表示され、「default」と先ほど作成した「custom」の2つがありますね。
 +
 +でも、「操作」欄を見ると「default」に緑のマークがついており、現在はこれが利用されていることが判ります。
 +つまり、このままでは「custom」側をいくら編集しても反映されないということですね。
 +
 +ということで、サイトで利用されるテンプレートセットを「custom」に変更しましょう。
 +「custom」の右端、「操作」欄にある「選択」ボタンを押してください。
 +
 +はい。これで、データベース上で利用されるテンプレートセットが「custom」に切り替わりました。
 +
 +
 +**カスタマイズ用テンプレートセットの使い方 [#k6ce546b]
 +
 +でも、ちょっと待ってください。先ほど作成した「custom」というテンプレートセットって、空の状態じゃなかったかな?
 +
 +はい。そのとおり。空です。というか、空の方が良いのです。
 +テンプレートセットが空の場合、自動的に「default」側が利用されるため何も問題はありません。
 +
 +そして、「custom」側には編集対象とするテンプレートだけをコピーして編集するのが良いのです。そうすると、「custom」側にあるテンプレートはカスタマイズしたものだけがあるという状態になり、ひと目でカスタマイズしたテンプレートが判りますし、テンプレートをダウンロードする際にカスタマイズしたものだけがダウンロードされるので、非常に効率が良いものとなります。
 +
 +
 +では、もう一度、Altsysのテンプレート管理に移りましょう。
 +
 +文書箱(pico)を見てみましょう。「DB-custom」が黄色になり、これが使われていることが判ります。(しかし、見にくい色だなぁ~(^_^;) )
 +
 +そして、テンプレート欄が空になってますので、現状は「DB-default」が利用されている状態ということですね。
 +
 +***テンプレートを複製・編集する [#q3df8811]
 +
 +では、ここでpicoの記事本文のテンプレートである「pico_main_viewcontent.html」を「DB-custom」にコピーして、これを編集することにしましょう。
 +
 +「編集」にチェックを入れます。
 +
 +下欄の「行先」にて「custom」をプルダウンから選択し、「コピー実行」ボタンを押してください。
 +
 +
 +これで、編集したいテンプレート「pico_main_viewcontent.html」が「DB-custom」側にコピーされました。
 +
 +編集する場合は、「編集」リンクをクリックします。編集画面になります。
 +このとき、「互換モジュール」の色が変わっていますが、これは気にしないで・・・
 +テンプレート編集:module:pico_main_viewcontent.html(custom)となっていますね?
 +はい。これで大丈夫です。
 +
 +じゃあ、これで編集・・・しても良いのですが、この画面のままで編集するのはちょっとやりにくいので、私の場合は、内容を全コピーしてからローカルのエディターに貼り付けて、そこで編集をするようにしています。
 +
 +WindowsならCtrl+Aでテンプレート編集枠内の文字列を全選択できるので、Ctrl+Cでコピー。そして、エディターに貼り付けます。
 +
 +こんな感じになるので、これを編集すれば良いと言うことですね。(ここでは、Windows用のエディター 秀丸 を使っています。)
 +
 +あとは編集していけば良いのですが、私の場合は、編集ポイントが判りやすいように<{* marine add *}> のようなコメントを追加しています。(ちなみに、このコメントの書き方の場合は出力されるhtmlには反映しないので、文字数が増えるということもないので良いですね。)
 +
 +「更新して編集終了」ボタンを押すと、編集内容が反映されます。
 +
 +そうすると、先ほどコピーしたテンプレート部分が緑色に変わり、変更したことがひと目でわかります。
 +
 +今回は、cssも編集するので、同様に作業していきましょう。
 +(ちなみに、picoの場合は、テンプレートセット内にcssがあるので、ここで編集することでウェブ上で変更・反映させることができるのです。便利ですね。)
 +
 +まずは、テンプレートをコピーします。
 +はい。コピー完了。では、編集しましょう。
 +
 +編集完了です~(^_^)v
 +編集したものだけ色が変わって、判りやすいですね~(*^O^*)
 +
 +**修正箇所の反映状況 [#mebfc89b]
 +
 +では、編集した内容を確認してみましょう。
 +今回は、記事の上に「前へ」「次へ」のような前後記事へのナビゲーションを追加して、記事下に全記事へのリンクをリスト表示、「関連記事」として全記事の表題と記事概要を表示することにしまいた。
 +
 +OKです。上手くできましたね。


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